OKI【5年間無償保証】A3モノクロLEDプリンタ COREFIDO 40PPM 両面印刷/ネットワーク標準 B840DN

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商品コード：OK13431246

価格: 101,970円（うち消費税9,270円)
発売開始日: 2010/10/8
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商品特徴

【購入後5年間の無償保証】
高速出力と自動両面印刷でタフに業務を支えるハイスペックモデル
◎毎分40ページの高速プリント
◎ファーストプリント5秒以内
◎ネットワーク標準対応
◎毎分30ページの自動両面印刷標準対応
◎5年または120万ページの高耐久仕様
◎最大1850枚の大容量給紙(オプション)
◎スリープモード時約0.9Wの省エネ設計
◎ICカード認証印刷、暗号化認証印刷機能等、高度なセキュリティ機能をオプションで用意
◎約3.4円の低ランニングコスト
◎マルチOS対応
◎PostScript3Emulation搭載

◎ OKIデータ高崎事業所【潜入レポート】

最近、社員食堂をリニューアルしたOKIデータ高崎事業所にお邪魔して、LEDプリンタ・COREFIDOのポイントなどについて、『商品事業本部･NIP事業部･商品企画推進部の野中部長』、『国内営業本部･マーケティング部･商品戦略チームの打林課長』にいろいろと伺ってみた。

2011年：様々な出来事

まずは、昨年2011年を振り返っていただいたくと、3.11の東日本大震災の自然災害やタイ国の大洪水、欧州債務問題や円高などが商品の供給に影響を与え、中でもタイ国の大洪水が最も販売店およびユーザーに迷惑をかけてしまう形となったとの事。
現在これらの対策として、中国およびタイの生産ラインを拡充し、生産能力を増強させる動きをとっている。さらに、部材調達については、複数購買化の動きや金型及び原材料在庫の保管対策を行い、洪水が起こりやすく水が引きにくいタイの公共インフラ対策では、今回被災した工業団地全周77kmに渡り堤防を構築し今年8月に完成しているそうだ。
今年度は、万全な商品供給体制を整備している。

√2作戦

次に半年以上経ってしまったが、今年度の目標について伺ってみたところ、OKIデータでは、現在「√2作戦」が実行されているそうだ。
「√2作戦」とはいったい何か・・・。
「√2＝ルート2」、「√2≒1.4」と表現すると多少分かりやすい。『2つのルート』を用意し、販売台数を『1.4倍』にする手法が「√2作戦」である。
具体的には、第1ルート：商品施策として、低価格機『C301dn』の投入及び「5年間無償保証」＋「メンテナンス品5年間無償提供」のCOREFIDO2のラインアップ強化を行っている。実際マイナーチェンジを行い「COREFIDO」から「COREFIDO2」にバージョンアップしたモデルもある。
第2ルート：チャネル施策では、リセラーの拡充、得意業種の拡大、コンシューマチャネルの強化を行っている。
この「√2作戦」により、今期の売上げ販売台数を前年比約1.4倍以上にする計画だ。昨年度タイの洪水の影響もあり、約53,000台までとなったOKIブランドプリンタ販売台数(OEM除く)を、2012年度は、75,000台を目標にV字回復を計る。

OKIデータプリンタのシェア（プリンタ＋プリンタベース複合機＋ドットプリンタ）

COREFIDOの提供をはじめたのは、【2008年の10月】。
そこからジリジリと売上げを伸ばし、【2010年の10月】にCOREFIDOフルラインナップが揃ってからは、シェアをいっきに伸ばしシェア8%を獲得した。今年度は、クオーター単位でシェア10%を目標に掲げている。

LED方式へのこだわり

OKIデータは、LEDプリンタを30年前から製造。プリンタメーカーでLED方式の導入は、先駆者的存在だ。
LED方式のポイントは、大きく分けると5つ。

① レーザー方式と比べると光路長が短く、LEDヘッドもレーザーユニットに比べ容積1/10～1/20ということで本体の小型化を実現。

② LEDヘッドには駆動部がないため壊れにくい。また、LED素子の寿命が長いため5年間の長期保証も可能。
③ 高速データ転送方式により高速印刷が可能。
④ LEDヘッドはボリゴンミラー等の駆動部を持たず、少ない電力で印刷が可能なため、省エネ効果。

⑤ LEDプリントヘッドには駆動部がないため、LEDヘッドからの音の発生はゼロとなり静音性に優れる。
最近になって電球やテレビなど、省エネ性などに優れ、広くユーザーに認知されるようになってきたLEDだが、OKIデータは、初代機からLED方式を採用したプリンタを開発してきた上に、30年以上前から一貫してLEDプリンタの研究・開発を行っている。
そして、長年にわたるLEDの特長を生かした独自の技術・ノウハウを進化させ、COREFIDOが誕生した。

COREFIDO/COREFIDO2のポイント

★COREFIDO･･･5年間の無償保証
★COREFIDO2･･･5年間の無償保証及び5年間のメンテナンス品無償提供
コストが非常に明確で手離れが良いので販売店にとってはとても販売しやすく、ユーザーが本体を購入してから考慮する費用は、消耗品だけという事になるため非常に導入しやすくなっている。結果、TCO削減及び想定外の費用発生を撲滅することが可能という訳だ。
メンテナンス品の交換については、ユーザー自身で作業ができ、保守員を呼ぶ手間や時間が不要でアフタフォローに手を煩わせることはない。

ユーザー自身で作業ができる理由としては、LEDプリンタならではのシンプルな構造が大きな要因となっている。独自の送紙方法「フラットペーパーパス」を採用しており、紙を水平に送り込んで水平のままプリントアウトするという設計思想を徹底しているため紙詰まりはしにくい。万が一紙詰まり等の不具合が発生した際には構造がシンプルなゆえに復旧が容易で、消耗品だけでなくメンテナンス品の交換も非常に容易となっている。
実際に消耗品・メンテナンス品の交換を行ってみたが、競合他社に比べ驚くほど簡単に交換ができた。
交換方法は、こちらを参考に。

COREFIDOに対するユーザーの評価

COREFIDO誕生後、5年間無償保証で購入ハードルが下がり利用者も増加、使ってみると「Tank Tough」（戦車のように頑丈）と評されるほど頑丈で、購入したユーザーの98%以上が製品について満足しており、使っていただく事で製品の良さが伝わり好循環を生み出している。また、推奨意思率が93%となっており、今後シェア拡大にも期待がもてる。

COREFIDO2に対する反響

【C841dn/C811dn-T/C811dn（COREFIDO2第一弾）】は、発売から約2ヶ月で販売台数3,000台を超え、A3カラーのモデルとしては、過去最高の実績を収めている。
従来の5年間無償保証も評価が高く推奨販売する販売店が増加している。またCOREFIDO2（メンテ品無償化）は、特にヘビーユーザを抱えるSierから好評を得ており、新規でCOREFIDO/COREFIDO2を取扱いたいと申し出てくる他社系販売店も合わせて増加しているとの事。
メンテナンス品の無償化は好評を得ている反面、これまでメンテナンス品を有料で販売していた店舗から、メンテナンス品の売上減少が懸念されるという声も上がっているようだ。これに関しては、ユーザー目線に立った無償提供であるため致し方ない部分でもある。

まとめ

2008年10月業界を震撼させた『COREFIDO：5年間無償保証』が登場、さらに2012年COREFIDOをバージョンアップさせた『COREFIDO2：5年間無償保証+5年間のメンテナンス品無償提供』の登場。
利用者の立場で考えられたCOREFIDO/COREFIDO2、まだ他メーカーでこれほど充実した保証を目にしたことがない。また、30年間培われたLED技術は、他メーカーの追随を許さない匠の業が光っている。
今後さらにCOREFIDO2のラインナップも充実、OKIデータのLEDプリンターを目にする機会が増えることは間違いないだろう。
OKIデータでは、ショールームも多数用意しているので実際に触れてクオリティーの高さを感じてもらい、ぜひ当店でお買い上げいただきたい。
⇒OKIデータショールーム