オーディオテクニカSOLID BASS シリーズ ワイヤードイヤホン「ATH-CKS1100X」新発売
- 2018/05/08
- ともちん
オーディオテクニカは5月18日に、曇りのない重低音でハイレゾ音源の全てを描き出すSOLID BASSシリーズイヤホンの最上位モデル「ATH-CKS1100X」を発売。ボディカラーはブラック。リケーブルにも対応。価格はオープンプライス。店頭想定価格は19880円(税別)。
■音質
低音重視のイヤホンに有り勝ちな太くぼやけた音ではなく、シャープでシマリのある低音。以前のSOLID BASSシリーズのイヤホンでは物足りなさを覚えていた高温域もしっかりとしており、ギターやヴォーカルの音にも迫力があります。また、ハイレゾの対応周波数帯域である40kHzよりも広い45kHzになっているからか、安価なイヤホンでは再現ができない空間における臨場感も体感でき、ライブ音源の視聴にもオススメです。これが2万円前後で手に入るのであれば、ロックファンの方には手放しでオススメができるイヤホンです。
■オーディオテクニカ純正リケーブル 「HDC213A/1.2」で試してみた
付属ケーブルでも満足をしていたのですが、もう少しだけ音質をシャープ・ソリッドにしてみたいと思い、付属のケーブルから高純度銅線を採用したメーカー純正のリケーブル「HDC213A/1.2」に付け替えて視聴をしてみました。これが予想通りというか、より太くヘヴィに!よりシャープでソリッドに!そして臨場感をより鮮やかに再現してくれました。迫力が増してすごく良いです。MP3の古い音源もカッコよく聞けたので非常に満足です。
■オーディオテクニカ純正Bluetoothアダプターケーブル 「AT-WLA1」で試してみた
ワイヤードを試したら次はワイヤレスだろうと、メーカー純正のBluetoothアダプターケーブル 「AT-WLA1」も試してみました。低音中心に高温もバランス良く鳴り、Bluetoothだから良くないといった印象はありません。ただ、「AT-WLA1」がアンプを内蔵しているからか、プレイヤー側と「AT-WLA1」側の音量調節・バランスによって音質・歪みが若干異なります。オーバードライブ・ディストーションサウンドが好きな方にはアリです。全てハイレゾで音源を揃えなおした方にはワイヤードでオススメしますが、煩わしいケーブルから解放されるメリットを含め、この組み合わせはオススメができます。
■まとめ
2万円でこのレベルの製品が出てくるとはさすがオーディオテクニカ!20万近くする高級イヤホンは高いだけだと思えてきました。「ATH-CKS1100X」をベースに、自分好みのイヤーピースやリケーブル、もしくはBluetoothユニットを探していくことも楽しそうです。かなり感情的な表現ですが、「ATH-CKS1100X」は、2018年現在における私個人の最高のイヤホンです!
■商品特長
- ・曇りのない重低音を再生する過渡特性に優れたφ11mm SOLID BASS HDドライバー。
- ・磁力を高める高精度設計の磁気回路によりドライバーの駆動力と制動力を高め、重低音再生を実現します。
- ・再生周波数帯域:5〜45,000Hz。極まる高解像度再生でハイレゾ音源を鮮明に再現。
- ・本体導管の内径やイヤピースの高さを調整し、より多くの高域成分を伝達可能に。
- ・不要な共振を低減する切削無垢アルミニウムエンクロージャー採用。
- ・不要な共振を低減する切削無垢アルミニウムエンクロージャー採用。
- ・L/Rch独立のスターカッド撚り線コードでクロストークの少ない信号伝送。
- ・ノイズへの耐性とメンテナンス性に優れたオーディオ専用設計の着脱式コネクター(A2DC)を採用。
- ・質量(コード除く):約9g
- ・入力端子:A2DCコネクタージャック
- ・プラグ:φ3.5mm金メッキステレオミニ(L型)
- ・コード:1.2m(Y型)
- ・ヘッドホン用着脱ケーブル(別売):HDC213A/1.2、HDC214A/1.2、HDC212A/1.2
製品情報
- SOLID BASS インナーイヤーヘッドホン ATH-CKS1100X
- 16,050円 (税込)