オーディオテクニカ Bluetoothポータブルヘッドホンアンプ「AT-PHA55BT」を使ってみた。

  • 2017/11/08
  • ともちん

オーディオテクニカは、イヤホン・ヘッドホンをBluetooth化するワイヤレスポータブルヘッドホンアンプ「AT-PHA55BT」を11月10日に発売。価格はオープンプライスで、店頭想定価格は14,880円。φ3.5mmのワイヤードヘッドホンを手軽に、そして出力をUPさせてBluetooth化できる便利な製品です。LDACにも対応しているため、SONY XperiaやWalkmanをお使いの方にもオススメできる製品となります。

ボディサイズはH79×W32×D11mm。重量は28g。軽量コンパクトとなりますが、バッテリは最大8時間の連続再生が可能と、通勤・通学で1日1時間の利用でも1週間は持つ計算となります。実際に1週間程度利用をしましたが、充電をしたのは1回のみでした。片道1.5時間以上の長距離通勤の身としては非常にありがたい仕様です。

対応Bluetoothコーデックは、標準のSBC、Android系で多いaptX、iPhoneで採用されているAAC、SONY系製品で採用されているLDACに対応している。伝送帯域も20〜40,000Hzに対応しており、ハイレゾ音源をLDACで再生する場合でも、その音質を最大限に表現できるよう設計されています。

アンプ部には、ESS製の「ES9118」を採用。最大出力は50mW×2ch(16Ω)、25mW×2ch(32Ω)、2.5mW×2ch(300Ω)。ボディには不要な共振を抑えるアルミニウムハウジングを使用。実際に利用した限りでも出力・パワーが上がっていると同時に変なノイズもなく、クリアに聴こえます。

出力端子はφ3.5mmのステレオミニとなりますが、イヤホンのドライバの特性に合わせて選択できる出力抵抗値モード切り替えスイッチが搭載されています。モードAがダイナミックイヤフォン向けに出力抵抗をかけ、締りのある豊かな低音を引き出すモード。モードBはバランスド・アーマチュア型イヤホン(BAイヤホン)用のモードで、インピーダンスに干渉しないよう設計がされています。

■まとめ

かゆい所に手の届いた製品です。高級BAイヤホンを持っているがBluetoothイヤホンの利便性にも興味がある方にもオススメできますし、SONY製品で固めるしか選択肢のなかったSONY LDACユーザーの選択肢を広げてくれます。スマホで再生だけでは音質・出力に物足りないと感じていた方にももちろんオススメです。 特に出力UPする点がイチオシです。10年以上に保存した古い音源も、これでワンランク上の音質で聴けるのはうれしい事実でした。単にBluetooth化するだけじゃない。きちんと出力UPをし、音質向上をしてくれるポータブルヘッドホンアンプ。「AT-PHA55BT」イイ感じに仕上がっています。

製品情報

Bluetooth ヘッドホンアンプ AT-PHA55BT

Bluetooth ヘッドホンアンプ AT-PHA55BT
  • 50mW+50mW高出カヘッドホンアンプ
  • LDAC/aptX/AAC対応
  • 出力抵抗値モード切り替えスイッチ
  • 32ステップの多段階デジタルボリューム
  • 動作状況を表示するLEDインジケーター
  • 最大8時間の連続再生が可能
13,836 
(税込)

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