MEDIAEDGE

番組自動送出システム

MEDIAEDGE-APM

特長

15年以上の導入実績があるMEDIAEDGEシステムをベースに、「APCシステム」と「送出サーバー」を1つのシステムに統合することで誕生した、コストパフォーマンスに優れた画期的なシステムです。本格化する4K番組の本放送用送出システムとしても採用されています。

全国100ヶ所以上の導入実績を持つMEDIAEDGE-APMが選ばれる3つの理由

1.コンテンツサーバーとAPCの一体化でローコストを実現していること
2.直感的な操作に対応したユーザーフレンドリーな操作画面であること
3.EPGとの連携が可能なこと

その他の特長
全国100ヶ所以上に導入実績を持つ高い信頼性
スケジューラー・スイッチャー制御・外部機器制御と送出を1台のサーバーシステムで実現
チャンネル数を最大16chまで拡張可能
多チャンネル構成時に抜群のコストパフォーマンスを実現
※蓄積型はご希望に合わせてカスタマイズが可能です。
直感的な操作に対応したユーザーフレンドリーな操作画面
空き時間をカレンダーで視覚的に表示
緊急時に任意の静止画・動画・テロップを割り込んで送出可能
緊急時に管理ソフトウェア上からスイッチャの切り替えが可能
国内ヘッドエンドメーカー各社のEPGデータに対応(オプション)
録画収録をすることが可能(オプション)

シンプルで使いやすいユーザーインターフェース

画面解説

画面解説

1.ツールバー

利用頻度の高い機能をボタンで用意しました。

2.スケジュールウィンドウ

登録されているスケジュールがアイテムとして表示されます。

3.ステータスバー

メニューやボタンの説明が表示されます。

4.カレンダー

カレンダーとスケジュールリストが表示されます。

システム概要図

2チャンネル + 収録OP

MEDIAEDGE-APMの製品比較表

 

 

標準APM

APM Express

APM BOX
スイッチャー制御

APM BOX
蓄積送出

APM BOX
スイッチャー制御
蓄積送出

チャンネル数(送出あり)

16

16

×

3

3

チャンネル数(送出なし)

16

16

8

×

8

テロップチャンネル

16

16

×

×

×

EPGチャンネル(※1)

16

16

8

3

3〜8

ストリーミング送出

×

×

×

蓄積送出

×

Decoder監視

×

×

×

緊急送出

×

×

×

スイッチャー制御

×

×

レイアウト

×

外部機器制御(※1)

映像録画機能(※1)

×

×

×

文字・L字放送機能(※1)

×

×

×

×

冗長化機能

×

×

×

メール発報機能(※1)

管理PCからの操作

◯(※1)

◯(※1)

◯(※1)

※1 オプション機能となります

仕様

MEDIAEDGE-APM(HD版)仕様

映像フォーマット

最大1920×1080 59.94i
MPEG2(最大25Mbps/テロップ使用時18Mbps)
最大1920×1080 59.94i
H.264(最大20Mbps/テロップ使用時9Mbps)

音声フォーマット

MPEG1 Audio Layer2 128kbps~384kbps
Dolby Digital 128kbps~384kbps
※ご希望に合わせてAACのカスタマイズが可能です。

多重化方式

MPEG-2-TS形式

対応マトリクススイッチャ

IMAGENICS /VIDEOTRON 推奨 ※

デッキ

RSー422による制御を最大4台まで可能

※推奨メーカー以外の機器は外部機器制御オプションにて対応いたします。

操作画面

画期的なマウス操作スケジュール

スケジュールをドラッグ&ドロップなどのマウスで操作する事ができるので直感的な動作で組むことが可能です。

スケジュール設定画面

細かい設定は、専用ダイアログボックスから行います。スケジューラ上を右クリックで画面が現れますので、マウス操作の延長で操作できます。

スケジューラー画面でのカレンダー表示も可能

従来のAPC画面に近い、カレンダーイメージにより、全体の登録内容の確認や、空き時間の有無の確認が可能です。カレンダー上をクリックすることで、任意の日付へジャンプなどの操作も可能です。

緊急割り込み放送

緊急時に任意のテロップ文字の発行や、静止画・映像の送出をスケジュールに割り込んで実行する「緊急割込放送」機能を標準搭載しました。

手動スイッチャー切り替え

緊急時にGUI 経由で手動でスイッチャの切替を行う事が可能です。マウス操作でできますので、サーバルームから離れた場所にある、クライアントPCなどから操作可能です。

機能

コンテンツ関連機能

同期再生対応機種

送出用コンテンツ作成前でも、仮コンテンツにてスケジュール登録が行えるようになりました。仮登録コンテンツに正規コンテンツを登録するだけの簡単操作で、送出コンテンツの登録作業も完了します。

コンテンツの有効期限が設定可能

コンテンツ毎に有効期限を設定することで、スケジュール登録時に放送可能か判断することができます。

コンテンツIDの設定が可能

コンテンツにIDを設定することで、コンテンツのID管理を行うことができます。例えば、チャンネルの種別キーをIDに付加することで、コンテンツを使用できるチャネルを制限することができます。

スケジュール関連機能

空き時間検索が可能

スケジュールの空き時間を検索して見つけることができます。空き時間は、複数日および複数チャネルから検索することもできます。

EPGスケジュールの自動登録に対応

送出スケジュール登録時にEPGスケジュールを自動的に登録することができます。
※対応しているEPGメーカーは、次の通りです。ミハル通信株式会社/株式会社ブロードネットマックス/八木アンテナ株式会社/日本通信機株式会社/シンクレイヤ株式会社/株式会社フジクラ

デジタル放送で必須のEPG出力に対応

EPGスケジュールの作成

番組スケジュールと同じ画面上で、マウス操作でスケジュール可能です。

詳細なスケジュール設定も可能

細かい設定は、専用ダイアログボックスから行います。スケジューラ上を右クリックで画面が現れますので、マウス操作の延長で操作できます。

EPG入力画面

EPG必須項目を中心に入力します。

VTR制御

スイッチャー及びデッキを制御してVTRから送出が可能です。

標準構成で最大4台のVTRを制御可能
最大各48入出力S/Wを制御可能

※別途VTR台数の追加などカスタマイズ可能です。

お悔やみ表示オプション

指定葬儀業者からメールで送られてくる静止画像を指定期間自動的に表示するオプションです。お悔やみ情報表示を自動化することができます。

コンテンツループ再生オプション

各部門からコンテンツ登録PCで登録されたお知らせなどの情報を順番に表示するオプションです。動画と静止画に対応しています。管理権限のある部門であれば、順番や表示するかどうかを管理することができます。

蓄積機能

サーバーから、MEDIAEDGE Decoderへコンテンツとスケジュールを配信し、スケジュールに従って再生する機能です。コンテンツはMEDIAEDGE Decoderの記録媒体に保存されますので、ネットワークの常時接続を必要としません。

冗長化機能

コンテンツおよびスケジュール情報を、メインサーバーとサブサーバーに同時に登録するオプションです。メインサーバーが万が一使用できなくなった場合でも、サブサーバーに切り替えて再生を継続します。メインサーバーが復旧した場合、サブサーバーからコンテンツおよびスケジュール情報をコピーして復旧する機能もあります。

MEDIAEDGE-APM4Kは、4K映像放送に対応するために新たに開発されたIPベースの次世代放送向け映像送出サーバーです。主に、ケーブルテレビ局や大型ビジョン用の送出サーバーとして100社以上に採用実績のあるMEDIAEDGE-APMをベースとしており、高い信頼性を誇ります。

映像のシームレスな送出・表示に対応

映像をシームレス(つなぎ目なく)に表示する機能は、テレビ放送のみならず大型ビジョンやデジタルサイネージなど、さまざまな映像を活用する上で重要です。MEDIAEDGEでは、以前から複数のファイルを連続的にシームレス表示する機能に対応しています。さらに、映像を表示する端末や送出用のヘッドエンドに連続したTSストリームを送出できます。この技術を応用することで、4K映像の送出の際にも映像をシームレスに送出、表示することを可能にしました。

インターネット放送にも対応

MEDIAEDGE-APMは、サーバーからIPパケットで映像を送出しています。このIPパケットをインターネット放送を行うための配信サーバーで中継することで、インターネットを利用したテレビ放送のような放送を行うことが可能になります。映像はもちろんすべてシームレスに表示され、1台のサーバーで複数のチャンネルを管理することもできます。

ASI出力対応で機器コスト抑制(開発中)

MEDIAEDGE-APM4Kでは、オプションでDVB-ASIでの出力にも対応し、ASI変換コンバーター無しでヘッドエンドからの配信が実現できます。これによりベースバンドの映像信号が介在しないシステム構成が可能となり、従来よりもシンプルな構成で映像配信システムを構築でき、機器コストを大幅に抑えることができます。

HDとほぼ同じビットレートで4K対応

MEDIAEDGE-APM4Kでは、映像の圧縮に新しいHEVC(H.265)方式を採用しています。この新方式は、地上波デジタルで採用されているMPEG2方式よりも、より効率的に圧縮できることから、HDの4倍の面積を持つ4Kの映像の画質を犠牲にすることなく、ほぼ同じビットレートで放送をすることが可能です。

8Kなど次世代移行も容易なシステム

MEDIAEDGE-APM4Kは、その仕組み上、映像のエンコードやデコードをまったく行うことなく送出を実行しています。これは、映像の解像度やフレームレートが変更されても映像送出が実行できることを意味しています。MEDIAEDGE-APM4Kは、現行のHDや4Kのみならず、8K放送などの次世代放送システムへの移行にも容易に対応できる画期的なシステムです。

高画質4K映像での生中継も放送可能!

MEDIAEDGE-APM4Kは、IPで送られてくるストリームを中継して再配信することが可能です。この中継再配信は、APMのスケジュールの中に組み込むことが可能ですので、対応した4K HEVCエンコーダーと組み合わせることで、収録済の番組に加えてライブイベントなどの生中継を番組として組み込めるようになりました。この機能を活用した4K映像での生中継放送は、2016年夏に実際に行われました。4K映像の収録放送だけでなく、4K映像での生中継にも対応可能なMEDIAEDGE-APM4Kをぜひご検討ください。

MEDIAEDGE-APM4K システム構成例

新機能

MXFファイル(XDCAM)対応

ご要望の多かったMXFファイルの送出に対応しました。既存のH.264のシステムと併用できるため、文字放送やサイネージ送出を低コストで実現することができます。どちらも従来と同じ操作で番組登録が可能です。

MXFファイル対応によるメリット

他局と共有したMXFファイルや既存のMXFファイルをそのままご使用できます。

ご予算に応じて以下の2パターンで送出が可能です。

①MXFファイルに対応したビデオサーバーを使用する方法
株式会社朋栄様製のMBPシリーズを制御することで、MXFファイルの送出を実現します。

メリット:MXFファイルをそのまま利用できるため、ファイル変換の必要がございません。

H.264の送出機器(DecoderEX)と併用が可能です。どちらも同じ操作で番組登録が可能で、拡張性に優れます。

②トランスコードオプションを使用する方法
MXFファイルをトランスコードし、APMに対応しているファイル形式に変換し、送出します。

メリット:ビデオサーバーが必要ありませんので、①と比べて費用が抑えられます。

セントラルサーバー送出システム

複数の地域の放送局を中核となるセンター局から一元管理が可能な構成です。

センター局に従来と同じAPMサーバーを、各局にエッジサーバーを設置することで、センター局から各局の番組送出を管理できます。各局のエッジサーバーでも番組登録が可能なので、柔軟性に優れます。各エッジサーバーからは他の地域のエッジサーバーの番組を編成できないように権限を設定をすることができます。通常のAPMと同様、スイッチャーなどの外部機器制御も行えます。

製品構成・型番

モデルプラン

基本構成

数量

価格(税込)

サーバー(ME-APMサーバー※1)型番:ME-APM-NK6R(A)

1

6,765,000円

リモート管理PC (APM管理PC※2)型番:ME-APM-PC

1

550,000円

再生ユニット (MEDIAEDGE DecoderEX(1台プレビュー用))

2

875,600円
(@437,800円)

①基本構成

計 8,190,600円

+

推奨付属機器

数量

価格(税込)

マトリックススイッチャ(8入力×8出力)

1

748,000円

再生ユニット (MEDIAEDGE DecoderEX(予備機))

1

437,800円

時刻補正 (時刻補正装置※3)

217,800円

現地調整費

550,000円

出荷前調整費

275,000円

導入トレーニング

165,000円

EPGオプション※4 型番:ME-APM-EPG-OP

547,800円

緊急メール発報オプション※5 型番:ME-APM-EMG-OP

217,800円

②推奨付属機器

計 3,159,200円

①+②

合計 11,349,800円

※1サーバー本体・APM基本ソフトウェアインストール済 ディスク容量:RAID5 6TB(実行:3.5TB)
※2リモート制御PC本体・Clientソフトウェアインストール済
※3出荷前調整費は、構成により金額が異なります。
※4EPGデータファイルを出力します。(EPGコントローラ1台制御)
※5APMサーバーでエラーを検知した場合に、メールサーバー経由でエラー内容をメールで通知します。

サポート費用については、初年度は基本構成に含まれております。基本パッケージの金額については、設置箇所が弊社の定める都市部とした場合となります。(要契約)
サポート費用、現地調整費は地域により異なります。
上記の表では、弊社の定める都市部の金額を参考にしております。

オプション品

MEDIAEDGE APM Server 用オプション

ME- サーバーレールAV ラック用1U(丸穴装着用レール)

【装着条件】
・ポスト間600mm~900mm
・EIA丸穴(ねじ)/角穴(コアナット使用) で1U 3穴、前後ポストに固定穴(ねじ) が必要
・後部ポストにねじ穴がない場合は、棚置きの上、前部のねじ穴で固定

型番

JANコード

価格

ME-SVROP-RLAV1U

4562393840695

107,800円(税込)

MEDIAEDGE Server セキュリティオプション

サーバー初期導入時にオプションとして同時にお求めいただくとことで、インストール、設定済みの状態でサーバーを出荷します。

ホワイトリストにないモジュールの実効を禁止することでセキュリティを担保する方式で パフォーマンスに影響を与えにくいという利点があり、導入してもサーバーの性能は変わりません。また、方式の特性上、マルウェアの既知、未知の区別なく防御可能です。

※サーバー製品出荷前に組み込むオプションのため、サーバー発注時に同時にご注文下さい。サーバー納品後のご注文はお受けできません。

MEDIAEDGE Server セキュリティオプション

型番

JANコード

価格

ME-SVROPT-EMBSEC

4562393841906

140,800円(税込)

ME-SmartUPS セット 1200RM1U

シュナイダーエレクトリック社製UPS SmartUPS 1200RM

型番

JANコード

価格

ME-SVROP-UPSS12

4562393840701

275,000円(税込)

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納入仕様書

APM サーバー 納入仕様書

納入仕様書/MEDIAEDGE

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APM 管理 PC 納入仕様書

納入仕様書/MEDIAEDGE

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APM EPG オプション 納入仕様書

納入仕様書/MEDIAEDGE

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カタログ・チラシ

MEDIAEDGE APM チラシ

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APM通信10号

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