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ホテル・マンション・寮向け 集合型VDSL2モデム

製品の特長

ホテル・マンション・寮向け VDSL2 IP DSLAMは、メタル線を利用してポイント-マルチポイント接続でLAN延長を実現します。

ABiLINX 1108にはABiLINX 1002が8台まで、ABiLINX 1124にはABiLINX 1002が24台まで接続可能です。

既存の電話線を使って各部屋へのLAN延長、インターネットサービスを手軽に実現します。

簡易に子機間の通信を遮断する設定がありますので、VLAN等の複雑な設計も不要です。
(例えば、ホテルでご利用いただく場合、客室間の通信は遮断するイメージとなります。)

2週間無償お貸出・製品・
サービスに関するお問い合わせ

【ABiLINX 1000販売終了と後継機種のご案内】
ABiLINX 1000は、販売終了とさせていただくことになりました。
以下の製品にてご検討くださいますようお願いいたします。

ABiLINX 1002

>> 「ABiLINX 1000」販売終了のお知らせ

【ABiLINX 1108販売終了と後継機種のご案内】
ABiLINX 1108は、販売終了とさせていただくことになりました。
以下の製品にてご検討くださいますようお願いいたします。

Gigabit対応 集合型G.fastモデム
ABiLINX 1002収容シャーシ CH17-AC/CH08-AC

接続構成例

集合型VDSL2モデム:接続構成例

伝送性能

ABiLINX 1124/1108/1000/1001i:伝送性能

◎測定環境
ラインシミュレータ(負荷100MFull/線径0.4mmノイズ無し)

◎機器設定内容
●ABiLINX 1108/ABiLINX 1000
・1108設定(30a)
Profile:AnnexA_R_POTS_D-32_EU-32_30a, SNR:DS 6dB/US 6dB,
RateLimit:DS 101Mbps/US 101Mbps, INP 30a:DS No Protection/US No Protection,
INP no 30a:DS No Protection/US No Protection, Max Delay:DS No Delay/US No Delay
・1108設定(17a)
Profile:AnnexA_R_POTS_D-32_EU-32_17a, 以下30aと同じ設定
・1000設定なし
●ABiLINX 1124/ABiLINX 1000
・1124設定(30a)
Profile:AnnexA_R_POTS_D-32_EU-32_30a, SNR:DS 6dB/US 6dB,
RateLimit:DS 101Mbps/US 101Mbps, INP 30a:DS No Protection/US No Protection,
INP no 30a:DS No Protection/US No Protection, Max Delay:DS No Delay/US No Delay
・1124設定(17a)
Profile:AnnexA_R_POTS_D-32_EU-32_17a, 以下30aと同じ設定
・1000設定なし

利用事例

製品比較

このようなお客様に最適なソリューションです。

【LANの延長】

  • メタル線を利用して構内のネットワーク(LAN)を延長したい。
  • 施設内への光ファイバーの敷設が困難。
  • 配線工事に費用と時間をかけたくない。

【新規ネットワークの導入】

  • 構内にあるメタル線を有効活用してネットワーク構築をしたい。
  • 構内に光ファイバーが敷設されていない。
  • ポイント-マルチポイントでLANを接続したい。

利用事例

想定される導入先

製品仕様

親機
製品名 ABiLINX 1108【販売終了】 ABiLINX 1124
*ABiLINX(アビリンクス)はハイテクインターの登録商標です。
商品コード 121-AB-019 121-AB-020
伝送方式 ITU-T G.993.2(VDSL2 Profile 17a、30a)
伝送速度 上り最大100Mbps / 下り最大100Mbps
使用周波数帯域 25kHz~30MHz
最大
フレーム長
イーサネット 9000byte
Line(DSL) 1536byte
規格 ・IEEE 802.3 10BASE-T
・IEEE 802.3u 100BASE-TX
・IEEE 802.3ab 1000BASE-T
・IEEE 802.3z 1000BASE-SX/LX(SFP)
・IEEE 802.3ah 1000BASE-BX(SFP)
・IEEE 802.3x Flow Control
・IEEE 802.1Q VLAN
・IEEE 802.1D STP
・IEEE 802.1s MSTP
・IEEE 802.1p CoS
・IEEE 802.1ad LACP
・IEEE 802.1x Authentication
機能 ・IGMP Snooping ・SNTP ・Protected Port
・MAC Address Filtering ・Broadcast storm Filtering
管理機能 HTTP、コンソール、Telnet、SNMPv1, v2c, v3、Syslog
インタ
フェース
イーサネット RJ-45(10/100/1000BASE-T)
SFP(1000BASE-X)コンボポート x2ポート
Line(DSL) RJ-11 x8ポート RJ-21 x1ポート
(DSL24ポート用)
Phone RJ-11 x8ポート RJ-21 x1ポート
(電話24回線用)
コンソール RS-232(RJ-45) x1ポート
寸法 (W)404 x(H)45 x(D)175 mm
(突起部含まず)
(W)435 x(H)67 x(D)260 mm
(突起部含まず)
重量 2400g以下(本体のみ) 4500g以下(本体のみ)
設置方法 ラックマウント
電源 AC100~240V 50/60Hz
消費電力 30W(最大) 90W(最大)
動作温度 -10~+50℃
保存温度 -40~+70℃
動作湿度 5~95%RH(結露なきこと)
規格・認定 VCCI Class A, FCC Part 15 Class B, CE Marking,
技術基準適合認定(認定番号:AD13-0150001), RoHS
製品保証期間 1年間
付属品 ■AC電源ケーブル x1 ※
■ラックマウントブラケット x2
■ラックマウントブラケット用ねじ x6
■コンソールケーブル
(RS-232(RJ-45-DB9)) x1
■ゴム足 x4
■AC電源ケーブル x1 ※
■ラックマウントブラケット x2
■ラックマウントブラケット用ねじ x6
■コンソールケーブル
(RS-232(RJ-45-DB9)) x1
■チャンプケーブル
(Telco-50pin) x2
■ゴム足 x4

※付属のAC電源ケーブルは本製品専用です。他の機器には接続しないでください。
また、付属品以外のAC電源ケーブルを本製品に接続しないでください。

子機
製品名 ABiLINX 1002
*ABiLINX(アビリンクス)はハイテクインターの登録商標です。
商品コード 121-AB-032
伝送方式 ITU-T G993.1/G993.2/G993.5/G.997.1/G.998
伝送速度 双方向300Mbps
使用周波数帯域 138kHz~30MHz
最大フレーム長 2048byte(VLANタグ含む)
準拠規格 IEEE 802.3 10BASE-T
IEEE 802.3u 100BASE-TX
IEEE 802.ab 1000BASE-T
IEEE 802.3x Flow Control
インタフェース イーサネット RJ-45 x1ポート
10/100/1000BASE-T
オートネゴシエーション
オートMDI/MDI-X
Line(DSL) RJ-45 x1ポート
寸法 (W)73.4 x(H)23.0 x(D)96.5 mm(突起部含まず)
重量 120g(本体のみ)
電源 DCジャックx1
12VDC
消費電力 4.5W(最大)
動作温度 0~+45°C
動作湿度 0~95%RH(結露なきこと)
保存温度 -40~+70℃
保存湿度 0~95%RH(結露なきこと)
MTBF 799,011hrs
認定 VCCI Class B、CE Class A、RoHS 10物質
FCC Part 15B Class A、EN60950
製品保証期間 1年間
付属品 ■DSL用RJ-45-RJ-11変換ケーブル x1
■LANケーブル x1 ■ACアダプタ x1
子機(ホテル・マンション・寮以外の場所でお使いの場合)
製品名 ABiLINX 1002i
商品コード 121-AB-033
伝送方式 ITU-T G993.1/G993.2/G993.5/G.997.1/G.998
伝送速度 双方向最大300Mbps
使用周波数帯域 138kHz~30MHz
最大フレーム長 2048bytes(VLAN Tag含む)
規格 ・IEEE 802.3 10BASE-T
・IEEE 802.3u 100BASE-TX
・IEEE 802.ab 1000BASE-T
・IEEE 802.3x Flow Control
インタフェース イーサネット RJ-45(10/100/1000BASE-T) x1ポート
オートネゴシエーション
オートMDI/MDI-X
Line(DSL) RJ-45 x1ポート
寸法 (W)72.5 x(H)23.0 x(D)94.5 mm(突起部含まず)
重量 220g(本体のみ)
電源 2ピンターミナルブロック x1
12~24VDC(許容範囲:7.5~30VDC)
対応線径:撚線 AWG12~30, 単線 AWG12~28
トルク:0.5Nm
ストリップ長:7~8mm
消費電力 4.5W(最大)
動作温度 -20~+65℃
保存温度 -40~+70℃
動作湿度 0~95%RH(結露なきこと)
認定 VCCI Class B, CE Class A, RoHS10物質
FCC Part 15 Class A, EN60950
製品保証期間 2年間
付属品 ■DSL用RJ-45-RJ-11変換ケーブル x1
■LANケーブル x1
■電源ターミナルブロック x1

※スプリッタは付属いたしません。一般公衆回線と接続し、音声帯域と重畳してデータ送受信をお考えのお客様は、「ABiLINX 1000」「VDSLスプリッタ 153-PC-001」とセットでご使用ください。

短距離(30a)・長距離(17a)兼用VDSLスプリッタ
製品名 VDSLスプリッタ VPN801
商品コード 153-PC-002
寸法 (W)45.9 x(H)24.9 x(D)33.6 mm
重量 35g(本体のみ)
動作温度 -20~+60℃
保存温度 -40~+80℃
動作湿度 0~95%RH(結露なきこと)
ABiLINX 1002i用電源
製品名 TRE25120-A-1489G13 ACアダプタ(先バラ)
商品コード 167-CN01-0019

製品外観

SPEC

■通信速度 双方向最大100Mbps

■既存の電話回線の利用が可能

■管理機能を搭載(HTTP、コンソール、Telnet、SNMP、Syslog)

■動作温度 親機:-10~+50℃/子機:0~45℃(ABiLINX 1002)、-20~+65℃(ABiLINX 1002i)

カタログ・資料・取扱説明書ダウンロード

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  3. 本サイトに公開されている各種資料の内容は、製品仕様のマイナーチェンジ、各種バージョンアップ等にて予告なく変更されることがあります。従いまして本サイトに掲載されている各種資料の記載内容とお客さまがお持ちの製品の仕様が変更になっている場合があります。
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    本サイトに掲載の無い製品の各種資料につきましては、別途お問い合わせください。

型番

商品コード 製品名 備考
121-AB-019 ABiLINX 1108【販売終了】

親機

121-AB-020 ABiLINX 1124

親機

121-AB-032 ABiLINX 1002

子機(ホテル・マンション・寮でお使いの場合)
・動作温度:0~45℃

121-AB-033 ABiLINX 1002i

子機(ホテル・マンション・寮以外の場所でお使いの場合)
・動作温度:-20~+65℃

153-PC-002 VDSLスプリッタ VPN801

オプション製品

167-CN01-0019 TRE25120-A-1489G13 ACアダプタ(先バラ)

オプション製品(ABiLINX 1001i)
・出力電圧:DC12V

157-YL-002 電源ケーブル 1.8m

付属品(ABiLINX 1108/ABiLINX 1124)

154-CN-023 TRG1505-A-26E13 ACアダプタ

付属品(ABiLINX 1000)
・出力電圧:DC5V

167-CN01-0015 TRE25120-A-24G13 ACアダプタ

付属品(ABiLINX 1001)
・出力電圧:DC12V

152-SS-013 Cat5e UTPケーブル 2m (ケーブル色 ブルー)

付属品
(ABiLINX 1001、ABiLINX 1001i)

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    既設の電話線を利用して安定した高速通信を実現
    ■最大速度:双方向900Mbps
    ■最大伝送距離:400m
    ■ABiLINX4116(親機)×16ポート/ABiLINX4100(子機)×1ポート 1対複数構築
    ■16port vectoring機能によって干渉低減機能をサポート
    ■部屋数の多いホテル・マンション・寮等での1対複数構築が可能

  • ABiLINX 1002収容シャーシ CH17-AC/CH08-AC

    ■ABiLINX 1002を最大17台取付可能な収納ラック(ABiLINX 1002iでは使用不可)
    ■付属の金具を使用することで、19インチラックに取り付けることが可能

  • 集合型モデム[ABiLINX 2124]

    単体型モデム ABiLINX 2504Aとのマルチポイント接続が可能なG.SHDSL.bisモデムです。子機は2機種選択出来ます。

  • ADSL2+/VDSL2アクセスシステム

    ADSL2+/VDSL2両方に対応した集合型モデムです。構内電話との重畳が可能です。

  • UPS(無停電電源装置)機能付きDCアダプタ OS12-5200

    小型・軽量ながらもバックアップ時間は約120分(50%負荷時)。最大12Wまで出力が可能です。

FAQ

一般的な製品導入前の検討方法はどのようなものですか。

製品導入前に、以下の手順でご検討されるお客様が多いです。

1.製品ページや、FAQで技術要件等を把握
https://hytec.co.jp/products
に各製品カテゴリをクリックしてご覧いただけます。

製品ページの「カタログ・資料」タブより、
納入仕様書等の各種資料のダウンロードも可能です。

2.製品価格、納期等を確認

納期は、在庫状況により異なりますが、
通常2営業日~の出荷が可能です。
価格や納期詳細はお問い合わせください。

3.評価用の貸出機を利用して、実際の運用予定環境にて動作確認

ほぼすべての取扱製品について
ご使用予定の環境で実際に運用可能かお試し頂くため、
最長2週間の無償お貸出を行っています。
https://hytec.co.jp/contact.html
※故障切り分け用の貸出機、
修理期間中の貸出機のご用意はいたしておりません。

機器設置に際して、サージプロテクタ(SPD)は必要ですか

雷サージなどの可能性が考えられる場合、耐障害性の観点からサージプロテクタを設置し、アースを接続して保護するべきと考えられます。

これはサージ保護デバイスのJIS規格においても、 各機器や保護デバイスが協調して動作することが重要である旨、再三にわたって強調されており耐環境性の製品といえども機器単体では十分な保護は難しい(サージプロテクタ無しで、信号線及び電源部からのサージは保護されない)からです。

一般的に通信用電子機器がサージ(ノイズを含む)の影響を受ける場合、通信断や機器の動作(一時)停止が発生し、最悪のケースでは故障に至ります。

弊社サポートにおいても、台風や大雨の後は、サージで故障した機器の修理依頼が顕著に増加します。
※なお雷サージは自然災害であり、有償修理となります。

◎音羽電機工業様の参考資料
—————
・雷サージとは
https://www.otowadenki.co.jp/basic/
・電気及び電子システムの保護にはSPDを
https://www.otowadenki.co.jp/jis/
・電気設備の耐雷対策
https://www.otowadenki.co.jp/equipment/
—————

◎一般社団法人 情報通信ネットワーク産業協会様の参考資料
—————
・CES-0040-2
雷過電圧に対する通信機器の保護ガイドライン 第2版(1.2MB)
2014年6月30日改訂
13/38ページ, (1) 通信線から侵入する雷サージに対する保護
http://www.ciaj.or.jp/standards_publications/standards/standards.html
・CES-0030-3
通信装置におけるイミュニティ試験ガイドライン第2.1 版
http://www.ciaj.or.jp/standards_publications/standards/1118.html
—————

長期間評価用貸出機(デモ機)を借りることはできますか。

評価用貸出機の無償お貸出期間は最長2週間となっております。
長期間のお貸出については別途有償レンタルとして対応しておりますので、弊社またはお買い上げの販売店にご相談ください。

機器修理期間中に代替の機器を借りることはできますか。

修理期間中の代替品や貸出機のご用意はいたしておりません。
別途、以下の有償サポート契約(センドバック保守)にて対応させていただいております。

有償サポートにつきましては弊社またはお買い上げの販売店にご相談ください。

なお、既存のお客様におかれましては、主にセンドバック保守をご契約するか予備機を事前ご購入して故障切り分け/障害時に備えられるかの2パターンがあるようです。

故障切り分け用の機器を借りることはできますか。

故障切り分け用の貸出機のご用意はいたしておりません。

なお、既存のお客様におかれましては、予備機の事前購入により故障切り分け/障害時に備えられているとのことです。

動作温度範囲が広いモデムは有りますか。

ございます。
以下が一覧となります。
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◎産業用モデム
■SHDSL(長距離伝送向け)

ML622i/624i:-40~+65℃
ML684D:-40~+74℃
ML600シリーズ:-40~+65℃、-40~+74℃(ML698)
ML6916EN:-40~+74℃
MiniFlex:-20~+70℃

■ADSL2+ / VDSL2
ML700シリーズ:-40~+65℃

■VDSL2
ABiLINX 1002i:-20~+65℃
NV-500:-20~+70℃

◎集合型モデム(DSLAM)
ABiLINX 1108/1124:-10~+50℃
——————————————

xDSLモデムの設置にあたって行う、最低限の設定はありますか。

最低限の設定としては、親子の設定が事前に必要になります。

但し、以下のような例外もございます。
————-
・MiniFlex:接続時に親子の設定が自動で行われますので、事前設定は不要です。
>> MiniFlex

・集合型カテゴリに属するモデム: 初期値として、親機にあたる製品には親の設定が、子機にあたる製品には子の設定が適用されていますので、事前設定は不要です。
>> 集合型
————-

机上のテストでは問題なかったのですが、現場に投入したところDSLリンクが不安定です。どうしたらよいですか。(産業用モデム)

さまざまな理由が考えられますので、以下の項目を順次ご確認いただく必要があります。
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(1)適切なノイズマージンをとっているか
クロストークノイズ、電源周りのノイズ、雷サージ等が原因になることがあります。
モデムは、通常、ノイズに対するマージンをとっておりますが、マージンの閾値を超える強いノイズを被った場合モデム内部でのノイズに対するエラー処理が増大し、確立しているリンクの切断等を起こす事が報告されております。
ノイズフィルタ等によるノイズ対策のご検討をお勧めします。
また、回線分岐(ブリッジタップ)を減らすことで改善する可能性があります。

(2)モデムに流すデータ量が適切か
モデム間を流れるデータ量が、モデムのリンク速度範囲内での通信であれば、モデムのエラー処理は問題なく行われますが、モデムのリンク速度範囲を超えたデータ量がモデムに流入した場合、ビットエラー処理の数が増大し、モデムの応答が無くなる場合があります。

(3)設定速度は適切か
速度固定の有効性、および速度自動調整の限界につきまして、一般的に、モデムは速度可変より、速度固定を行う方が安定します。
速度可変では、モデム間で回線状態を調査する信号を送信し、その結果を持って最小リンク速度~最大リンク速度の範囲で最大限速い速度がでるように接続しようとします。

(4)回線収容環境や配線方法は適切か
保安器や、MDF/IDF等の回線接続部分を見直し、必要によっては配線しなおしていただくことで改善する可能性があります。

また、空き線が他にあれば収容変更をしていただくことで改善する可能性があります。

保安器が影響しているかどうかは、保安器をバイパスしてモデム同士を接続することで判断できます。

以下参考資料となります。
Q. 机上のテストでは問題なかったのですが、現場に投入したところDSLリンクが確立しないです。どうしたらよいですか。
——————————————

机上のテストでは問題なかったのですが、現場に投入したところDSLリンクが確立しないです。どうしたらよいですか。(産業用モデム)

さまざまな理由が考えられますので、以下の項目を順次ご確認いただく必要があります。
——————————————
(1)物理的に接続されているか
対向機器の電源は、オンになっているか
・各コネクタとケーブルが正しく接続されているか
・ツイストペアケーブルを使用しているか
・0.4~0.5mmの線径の電話線を使用しているか
(ペア割れしたツイストペアケーブル、平ケーブル、カッドケーブルを使用した場合、ノイズの影響を受けやすくなります。ツイストペアケーブル以外は非推奨となります。)

(2)中継器が接続されていないか
ブリッジタップ、PBX(交換器)、分配器等。信号を通さないのでバイパスしていただく必要があります。
MDFの場合も中に避雷器(保安器)が入っていないかご注意ください。
※スプリッタは問題なし

(3)サージプロテクタ(避雷器)が設置されていないか
取り外してからリンクを確認してください。
xDSLが使用する周波数帯域をカットしている可能性があります。
弊社取り扱い製品と動作確認の取れているサージプロテクタのご紹介も可能です。

(4)モデムのCO(親機)・CPE(子機)の設定が正しいか
CO同士、CPE同士ではDSLリンクを確立することができません。

(5)利用周波数の重なる機器がないか
別のxDSL製品やインバータ、溶接機、発電機等が近くにある場合は、それらからのノイズの影響を避けるために物理的な距離を置く等の対策をしてください。

(6)設置環境に問題はないか
・本製品を直射日光の当たる場所や、温度の高い場所で使用しないでください。
本体内部の温度が上がり、故障や火災の原因になることがあります。

・本製品を暖房器具などのそばに置かないでください。
ケーブルの被覆が溶けて感電や故障、火災の原因になることがあります。

・本製品をほこりや湿気の多い場所、油煙や湯気のあたる場所で使用しないでください。
故障や火災の原因になることがあります。

・本製品を重ねて使用しないでください。
本体内部の温度が上がり、故障や火災の原因になることがあります。

・通気口をふさがないでください。本体内部に熱がこもり、火災の原因になることがあります。

・雷サージや瞬断により、使用する機器の動作に不具合を及ぼす可能性があります。
落雷・瞬断による機器の不具合は有償修理となりますので、サージ保護が可能なUPS等での対策をお勧めします。

(7)距離の限界がないか

(8)故障か
製品添付のケーブルでモデム同士を直結していただき、DSLリンクが確立するか確認していただくことになります。

以下参考資料となります。
Q. 机上のテストでは問題なかったのですが、現場に投入したところDSLリンクが不安定です。どうしたらよいですか。
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